SEALING WAX SEAL LOGO

ブランドが始動してもう間も無く2ヶ月が経とうとしている。

目まぐるしいスピードで過ぎた2ヶ月ではあったが、その中にあってブランドの顔とも呼べるブランドロゴを
何か3次元化出来ないかと試行錯誤していた時にふと目につく物があった。

 

 

それが、封蝋印である。ヨーロッパでは古くから使われていた重要な書類を封する際に蝋を垂らし、紋章を押して止める印である。

映画などで目にしたことがある人も多いと思うが、ロゴが立体的に浮き上がっているかのように見えるあの封蝋印をヒントに、ブランドロゴをシーリングスタンプのようにしてみてはどうだろうか?

そこから着想を得て、その道のクラフツマンと打ち合わせを重ねること幾数日、金型を作製しレザーに押印してみれば、蝋が溢れ出すあの質感を表現でき、納得の出来るものに仕上がった。

 

 

ブランドにとってロゴというのはとても重要な位置付けになる。なぜならば、一番コンシューマー及びエンドユーザーの目に留まるものになるからである。

それは、ネーム類やプライスタグ、ホームページにショッピングバッグに至るまで殆んど全ての物に使われると思ってもいい。

それが、ブランドイメージとリンクしないようなロゴデザインであれば、そこから生まれるものは歪みである。

だから、ブランドロゴは買い手の琴線に触れるもので且つ、イメージとリンクするものでなければならないというのが、自論である。

 

 

その私の自論を具現化したロゴがこのロゴであり、GOOD HELLERの世界観である。

これから幾度となく様々なシーンでお目にかかるであろうブランドロゴは、私自身のブランドロゴに対する自論と蝋封印のイメージが掛け合わさって生まれた精悍なるロゴである。

皆さんに愛されるロゴであってほしいと、そう願っています。