Battle Lineの安藤氏との出会いから早いものでもうすぐ10年と言ったところだろうか。若い頃にはお互いの信念がぶつかり合って、時には諍いになったりもした。それは磁石のN極とN極のように反発し合っていたように思う。けれど、歳を重ね幾許の邂逅を経て次第に意見が合致し始めた。N極とS極のように。生来の兄貴肌で、周りをうまくまとめ上げる安藤氏の周りには、自然と人が集まる。屈託の無い陽気な笑顔がそうさせるのだろう。過日、安藤氏から連絡が入った。Battle Lineの17周年記念にGood Hellerと何かやりたいと。17周年という何か半端な周年記念も安藤氏らしくて良いなと思った時にはOKの返事が出ていた。お互いの意見を擦り合わせ出来上がったのがこのチャンピオンリングT-シャツ。センターには『生意気な位が丁度いい』という正に安藤氏の為にあるようなメッセージを入れた。常々、『カッコも付けられなくなったら男は終わりだよ』『ガキの心を持った大人がカッコいいんだ』と言っている安藤氏。サンプルを見せた時見せてくれたのは、あの屈託の無い陽気な笑顔だった。